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フェアウエー・グリーン・ティーグラウンドの更新作業について

ゴルフ場は毎年芝生のメンテナンス(管理)作業を行います!

例年3月頃からフェアウエー・ラフ・ティーグラウンドと
更新作業をしていきます。

これは、基本的に芝(コウライ芝)の根を切り
土の中に空気(酸素)を送り込むエアレーション作業で
土の中を活性化させて芝生の成長を良くする為に行います!

コウライ芝は横へ横へ根を広げるので
毎年、バーチカル(根切り・芝粕の除去)をして
さらにその上から土を被せ
芝の芽は上へ、根が横へ伸びていくようにします!!

グリーンはベント芝なので、
最近の最新型品種では
根は真っ直ぐ下に1本伸びます。
根は横には伸びません!
コウライに比べ密生しやすいので
バーチカルではなく、エアレーション(穴あけ)をして
空気を土の中に送り込んでやることが重要になります。
*時期により、穴あけのピンの太さ・長さを変えて
作業をしています!
さらに、ベントの2グリーンのコースでは
管理作業を代わる代わる時期をずらして行います。

この作業をしないと、
素晴らしいフェアウエーやグリーンになりません!!

もちろん、他にも
施肥や水撒きの作業もあります。
季節により作業も変わります!

今の時期は、更新作業直後の為、
グリーンのスピードも速さが出ません(^^;)
後、1ヶ月ほどお待ち下さい!!

これから、晴れと雨の繰り返しで
どんどん芝生が素晴らしくなります(^^)/
 最近の夏のベントグリーンの管理では、「スパイキング」と言う、細く長い「タイン」というピンでグリーン深くに穴をあける作業です。エアレーションと違い土を繰り抜かず穴を空け砂を半分ほど入れます。夏のベントグリーンでは、暑さと水分でグリーンが蒸れやすくなります。グリーン下の地中深くに酸素を送り込んでやることにより、微生物の活動の活発化とガス抜きの効果があります!!
 この作業を頻繁にしないと、なつ暑さにベントグリーンが枯れたり溶けたりしてしまいます。
 夏の暑い時のベントグリーンの管理では、スパイキング作業は常識です。2グリーンのコースであれば、片方を使いもう片方を休ませてこの作業が出来ます。ワングリーンでは半分ずつスパイキングをするしかありません。

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