競技ゴルフ歴35年で、かつては関東アマチュア選手権決勝、足利CC倶楽部対抗代表選手5年連続(ベストスコア74)、 クラブ競技でも、鹿沼CC・足利CC・足利城GC・桐生CCの倶楽部選手権予選通過などに出場しました!! 予選や競技に参加する時に参考になればと思い、注意しなければならないこと、心構えをいくつか書いてみました。 |
日頃の練習 | 正しいスイング理論で、正しい練習方法で練習する! 間違ったスイング理論でどれだけ練習しても意味は無い!! |
競技の用意 | 「備えあれば憂いなし!」当日使用するボールやティーなどの小物!夏であれば冷却スプレー、冬であればカイロ! |
前日の練習? | しなくても良い。どうしても不安な方は50球程度の肩慣らし! 前日の練習場で絶好調だと、競技当日は絶対それよりは良くならない(^^;) そうすると「アレッ?オカシイ?」となる。 そうすると・・・るつぼ(;^^;) どうせ前日に練習しても手遅れ(^^;) |
1週間前の練習ラウンド | してもしなくても良いが、した場合にはスコアを付けない、若しくは気にしない! アプローチパターを中心に練習しながらプレーする意識! もちろんベストスコアなどの良いスコアは間違っても出さない! 前週の良いスコアは、「先週は良かったのに・・・」と本番で必ずマイナスの作用となる! |
前日の練習ラウンド | 絶対してはいけない!するならばスコアが悪いほうが良い! 良いスコアが出た場合、アマチュアは絶対に当日はそれより良くはならず悪くなる(^^;) そうすると「アレッ?オカシイ?」となる。 そうすると・・・るつぼ(;^^;) スコアが悪ければ、当日に良い当たりが出なくても「こんなものだ!」と気楽に思える!! |
天気予報 | 競技の3日くらい前から気にして見る!当日ほぼ傘マークの時は、レインウェアを用意し、ウェアやグローブも濡れた場合に着替えられるよう多めに準備しておく! |
殆どの人が当日、「先週のラウンドは良かったのに!」とか「昨日の練習は絶好調だった!」とか!「昨日は短いパターがみんな入ったのに!」という言い訳が多い。 前週・前日にどんなに良いスコアが出ても、どんなにナイスショットが出ても、競技当日に好スコアが出なければまったく意味が無い(^^;) |
コースへ行く前に | スポーツドリンクや塩飴の準備! 特にスポーツドリンクは重要!!必ず多めに持って行く!足りないと大変(^^;) |
コースへ行く前の練習場は? | 朝コースへ行く前の練習は肩慣らしで軽くスイングする程度! これもなまじ絶好調だとスタートして苦戦が多い(^^;) |
コース入りの時間は? | パッティング練習とかをしたい方は早目にコース入りする方が良い! スタートの1時間から40分前!あまり早くからコース入りすると、気持ちが入れ込み過ぎとなる! |
スタート前 | ストレッチや素振りをして体をほぐす! |
パッテイング練習 | やや長めの7〜10m位を軽いストロークで練習する! |
目の前の一打に集中 | どのクラブで、何処を狙って打つのか? |
一か八かは? | 一か八かはアマチュアの場合、先ず”一”は出ない!殆どが”八”になる! これが現実!林に入ったら狭いところを狙うのではなく広いところを狙う! これで大怪我はしない! 急がば回れ!! |
リズム | プレーのリズム・スイングのリズムはとても大切! これはボールを打つ前の動作(ルーティーン)を同じにする! スタートしたら先ずリズムに注意したい! |
ショートパット | ラインでストレート・フック・スライスで迷ったら、決め打ちをする!! 迷ったまま打たない! |
これが肝心だが難しい! | 前のホールの事は忘れてプレーする! |
前後半とも上がり3Hに注意 | 上がりの3ホールで大叩きしないように注意する! 特に1m以内のパットは大事に!! |
特に最終Hのショートパット | 最後の一打が予選通過を左右することが多い! |
PWのピッチエンドラン | これがアプローチは基本です! SWで打つよりも、ランを使って寄せる方がはるかに易しいです! (Youtube動画) |
SWの柔らかいアプローチショットの打ち方 | 球を上げなくてはならないケースでは、柔らかいアプローチショットが有効です! (Youtube動画) 練習場編 |
前上がりのライから | 膝をしっかり曲げて腕を胸の下で軽く振る(Youtube動画) 、(Youtube動画) |
前下がりのライから | 膝をしっかり曲げてアドレスします!腰から下は動かしません!(Youtube動画) |
左足下がりのライから | 傾斜に対して平行になるようにアドレス!フォローは低目!(Youtube動画) |
バンカー越えのアプローチ | バンカーを越える距離をしっかり目測してその距離を打つ(Youtube動画) |
アプローチの引き出し! | ゴルフのアプローチの引き出しとは、アプローチをする上で良く使われる言葉ですが、コースのグリーン周りにはフラット、傾斜地、浅い・深いラフ、バンカー越え、砲台グリーン、下り傾斜など、様々なライがあります。 その様々なライからピンを狙って寄せて行くのがアプローチショットです。 その用途別にアプローチショットのいくつかの種類が必要です。 それがアプローチの引き出しです。 先ず、 ランニングアプローチ、いわゆる”転がし”です! グリーンのカラーから近く、ピンまで距離がある時などに基本的に使います。 私は8番アイアンで転がしていきます。7番でも構いません! ボールの位置は体の真ん中、グリップは左腿内側のややハンドファーストで構え、ロフトが少し立った状態でパターと同じでリストアクションなしで打ちます! グリーン手前から奥のピンへ打つ時など”上り”に有効です! 次は PWのピッチエンドラン、これはピンまでの距離の半分までキャリーさせて、そこから残り半分をランさせます。いわゆる、半分の距離を上げて半分の距離を転がします!PWでボールの位置は体の真ん中、グリップは体の真ん中です! この二つがアプローチショットでは基本の打ち方です。 最低でも打てなければなりません そしてもう一つ、SWなどのクラブでボールを上げるピッチショットです。 バンカー越えの直ぐのピン近くまでの4分の3位をキャリーさせてそこから少し転がします! 花道や芝の短いライからなら少しスピンも掛かり、ラフから打てばランが多くなります! ボールの位置は体の真中から左足寄りに掛けてライの状況次第です!グリップは左腿内側! 最後がロブショット、高いボールを打ち、ピン近くに落として止める打ち方です。 砲台の高いグリーンへの打ち上げや深いラフに埋まっている時に使います! ボールの位置は左足踵前、SWのフェースを開き、コックを使い大きいスイングでボールを飛ばさないようにフェースの先端部分で打ちます! ココまでがいくつかの大きな引き出しです。 さらに細かい引き出しとなると・・・ ロブショットでもSWのフェースの開き方を大きくしたり、小さくしたりして微妙に変えて、ボールの高さや飛距離を調節します。 他にも、これから冬場でボールの下の芝が薄くなって来た時に、PWでボールに近く立って、クラブを吊り気味にヒール部分を浮かして構え、フェースのやや先端寄りで打つダフリ辛い打ち方。 夏場のグリーンエッジと長いラフの境目にボールが寄り掛かっている時など、SWなどを浮かして構え、リーディングエッジ(刃の部分)で、ボールの真横(赤道部分)をパターのようにして打つ方法もあります! これは、ボールコンタクトが柔らかく、パターのストロークが正確に出来る方向きです。 とまあ、アプローチショットの多彩な打ち方のバリエーションが 引き出しとなりますが、ランニング・ピッチエンドランが基本なので、先ずそれが大切です! |
距離を打ち分ける時の注意点 | 距離により 1〜2m前後のショートパット(Youtube動画)、2mのパット(Youtube動画) 4〜6m前後のミドルパット(Youtube動画) 8〜12m前後のロングパットがある!(Youtube動画) そのそれぞれの距離を打つ時に注意するのは、 ショートパットは大きく曲がるライン以外、ライン重視でストロークする! もちろんタッチも大事だが、何よりも方向性が一番!! ラインに対してスクエアのフェース面の動き(ボールの前後20cm)を意識する! ミドルパットではラインと距離感を重視してストロークをする! これは5m位の距離になると、入る可能性も捨てきれないので 所謂ラインに乗せたいパットで、 距離を併せつつ2Pを意識して狙いに行きたい!! ロングパットは距離感重視でストロークする! 長い距離はマグレでしか入らないので、距離感重視で2P狙い! 狙いに行くパットではないので方向性よりも、タッチが大事!! ココで注意したいのは、 ラインを考え過ぎると打つことを忘れショートしやすい点! |
下りのスライスラインのパット | 特に短い距離のショートパット 一般的には下りのスライスラインが一番難しいとされている 曲り幅の小さいスライスラインは良いが2カップ以上切れる下りのスライスラインは、 距離を合わせた上で、カップの左を抜けるイメージが無いと入らない したがって、とても大切なのはアドレスでしっかりカップより左を向くこと このアドレスが中途半端だと、 ボールがカップの左を抜くことが出来ない スライスラインが苦手な人は、 カップ手前で切れて右に外す人が多い そういう人は、スタート前の練習グリーンで スライスラインの傾斜を見つけて、 カップの左に抜ける球を練習するとイメージが出やすい パターマットで練習している人は、 カップに左ギリギリへ抜ける練習が良い もちろんフックラインが苦手な人はこの逆の練習をすれば良い カップに入れる練習だけが練習ではない カップの左を抜く”勇気”が欲しい! 下りの3mのスライスラインのパット(Youtubu動画) |
スコアメイクのヒント 1.ドライバー・ティーショットは距離よりもフェアウエーキープ 2.セカンドショットはグリーン手前からピンまでの距離のクラブを選ぶ 3.セカンドの狙いはグリーン周りの安全ルートを選ぶ 4.アプローチは先ずはパターで転がせないか考える 5.アプローチはピンの下側(低い側)に止めるようにする 6.長いパットはバックスイング・フォローをしっかりとる 7.1m以内のショートパットを確実に沈める 8.3Pは1回までゆるす 9.OBラインやトラブルがある方向は避けて狙う 10.前のホールの事は忘れ、目の前の一打に集中する 11.無理な狙い方はせず、広い方を狙う勇気 12.フルスイングではなく軽いスイングを心掛ける |