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平成21年7月最新会報より |
昨年9月初めに、コーライグリーンを「ニューベントT−1」にオーバーシードした工事は、昨年晩秋の温度低下時期の影響から活性が上がらず、冬季の刈り込み・肥料散布・薄目砂散布作業を毎週行い、春先にも更新作業を行いましたが、メインベントが痛んで来た為、4月中旬より刈り高3.5mmにて使用を開始しました。その後ニューベントに肥料・薬剤投与などの作業を行い温度上昇の季節になり、活性が高まりました。ニューベントの良好な仕上がりが大変遅れてしまいお詫び申し上げます。 |
平成20年6月13日、足利城ゴルフ倶楽部へ行き、「コーライグリーンの勾配修正とベント化工事」について清水支配人にお話を聞いて来ました。 「当ゴルフ場は1985年開場ですが、その当時のベントグラスは暑さに弱く、春夏はコーライグリーンを使用する以外にありませんでした。その後品種改良や管理技術が進歩した結果、今では1年を通してベントグリーンが使えるようになりました。多くの会員の皆様の要望もあり、今回の工事実施となりました。」 |
「最新型の第4世代品種で”T-1”を使います。従来のペンクロスに比べて、葉がアップライトに生育し、尚かつ茎葉の密度が高い為に、パッティングクオリティが向上します。また、夏季の耐暑性や病気・踏圧・低刈りなどのストレスの抵抗性が高く、冬季の緑色保持も優れているのが特徴です。」 |
工事手順 「5月上旬から6月上旬に掛けて、勾配の大きいアウト1・2・3・4・5番、イン15番のコーライグリーンを順次、盛り土や切り土によって平らにし、その後養生します。”T-1”は、コーライ芝に比べて葉が細く、ボールの抵抗を受けにくい為、パッティングが傾斜の影響を受けやすくなり、ピンポジションによっては、下りのラインのボールが止まりにくくなる為です。」 「養生した後、8月下旬から9月下旬に掛けて、コーライ芝を除草剤によってからし、その後に”T-1”を播種します。約3ヶ月養生し、12月下旬に使用を開始致します。それまではご不便をおかけしますが、宜しくお願い致します。」 |
*H20/9/24・25日「T-1」をグリーンに蒔きました! |
*H21/2/11プレーのついでに見てきましたが、生育は順調です! |